うつ と くつ《鬱屈》

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向上心を持たない生き方。|うつ と くつ《鬱屈》

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どうも、鬱屈です。

 

「向上心」

高い向上心を持つことは良いこととされ、

その昔、さる文豪もこれを持たないものは馬鹿だとまで言わしめた。

今回はそんな「向上心」について書いていきます。

 

↓初めてお越しの方はご一読ください。

utsutsu810.hatenablog.com

 

 

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向上心を「持ったことがない」

僕は向上心というものを持ったことがありません。

 

向上心を持って何かをするタイミングは人によって様々だと思います。

会社員なら昇進するために仕事の成績を上げたり、資格を取って出来る仕事を増やしたり。

スポーツマンなら大会に出て賞を取るため練習に励んだり。

憧れている先輩社員や自分が尊敬するスポーツ選手がいて、

自分もその人のようになりたい、あの人を超えたいと思って頑張る人もいるでしょう。

 

例えば成績を上げたい、足が速くなりたいといった自分の能力向上に対する欲求。

これを僕は感じたことがありません。

(元からできるから、とかではありません。)

また憧れの先輩とか目標とする人物、

あの人より上手くなりたい、強くなりたいといった感覚。

これも思ったことがありません。

 

言ってしまえば、今出せる結果が今の自分の限界と考えているから。

進んでレベルアップやスキルアップを図って、今より優秀になりたいと思ったことが

生まれてこの方、無いのです。

 

 

向上心は必要?

あくまで僕の考え方ですが、必要です。

が、必須ではないとも思います。

 

向上心のある人は、周りから自身の成長、能力向上に熱心な人だという評価を

受けます。

空回りしてしまってはいけませんが、誰かがその熱心さを認めてくれた場合、

目に掛けてくれることが増えるかもしれません。

ただし、向上心があるが故に、自分を高めるため常にトライし続けることになります。

新しい能力を開花させるため結果が伴うまで努力し、

一つ習得してはまた次、と言う風に続けていくことになります。

 

 

向上心のない人は、自分に出来ないこと、手に負えない範疇の物事には

関わろうとしません。

そのため、周りから積極性がない、やる気があるのか分からないといった評価を下されることも。

また、目立たない位置にいて出来ることを淡々とこなすため、

誰かに認められて目を掛けてもらったり、その結果待遇が良くなったりする機会は少ないと思います。

ただし、今使わない能力を無理に求めようとはしないため、無茶なチャレンジを

することがありません。結果、努力した末の挫折を味わう様なことも少ないでしょう。

 

ぶっちゃけ僕は、向上心がある人もない人も一長一短だと思っています。

それぞれにメリット、デメリットがある。

常に前のめりで、失敗しても折れないメンタルに自信があるのなら、

向上心は持っていてもいい。

 

挫折を味わうくらいなら今のままでいい、うまくいかなかったときに

心が折れてしまうおそれのある人なら、持ってなくたっていい。

 

人によってどんな物にも向き不向きはあるもの。

生き方だって同じです。

持った方が毎日楽しいなら、持った方がいい。

持つことによって楽しく生きられないなら、きっぱり捨てちゃえばいいんです。

 

向上心は何のため、誰のために

本来、向上心は自分の生活や環境をより良くし、

自身の能力向上によってその欲求を満たすためにあるべきと僕は考えます。

個々の向上心によって技術やサービスが向上し、他の誰かが恩恵に与る。

恩恵に与った人が、今度はその恩を待遇や賞を与えて返し、また更なる向上に繋がっていく。

この連鎖がその人を更に豊かにし、結果的に社会を豊かにするんです。

 

しかしながら、どうもこううまくは行かないようで、

実際のところ、常に向上心を持つように言っていたり、

持っているのが基本っていうレベルの人もいたりして。

 

順序と言うか、扱いの順番が逆なんじゃないかなぁなんて

僕は思っちゃうんですよねぇ・・・

 

 

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